2024年7月30日火曜日

全員無事に帰国しました!

7月28日

無事、広島空港に帰ってきました。
今回の派遣を通じて学んだことを、周りの仲間と共有し、これからの平和活動に
生かしていきます。
平和首長会議、平和文化センター、今回の派遣でお世話になったすべての方々に、
心より感謝いたします。

2024年7月29日月曜日

国連派遣 活動報告 

7月25日

ジュネーブ大学の学生さんとともに市内視察をしました。サン・ピエール大聖堂やイギリス公園(アングレ庭園)、美術・歴史博物館などを訪れました。ジュネーブでは、新たに建物を建てるより、改修することが多いそうです。綺麗な街並みを見つつ、ジュネーブの歴史や文化に触れることができました。

2024年7月27日土曜日

国連派遣 活動報告 ジュネーブ大学訪問

7月26日

ジュネーブ大学を訪問しました。そして、ジュネーブ大学に通う学生の方々と交
流しました。学校生活や、これからのキャリアについてなど、幅広い話で盛り上
がりました。

(速報:先ほど、二人から連絡があり、現在成田空港に到着、羽田空港へ移動中
だそうです。全員、元気に帰国しているそうです。)

国連派遣 活動報告 ICAN本部 訪問

7月25日
International Campaign to Abolish Nuclear Weapons:核兵器廃絶国際キャン
ペーン

ICANのダニエル・ホグスタ副事務局長をはじめ、職員の皆さんから非常に貴重な
お話を聞くことができました。ICANの活動や、皆さんの活動の原点など、対話を
するなかで、普段あまり聞くことのできないことまで教えてくださりました。ま
た、各自、それぞれの活動分野があると知り、平和活動のやり方は1つではなく、
自分で考え仲間と行動することが大切なのだと学びました。

国連活動報告 市川とみ子 軍縮会議日本政府代表部大使との面会

7月25日

市川軍縮会議日本政府常駐代表らと面会しました。市川大使らは、私たちユース
の質問に一つ一つ丁寧に答えてくださりました。本を読んだり人の話から学んだ
ことを、自分のものにし、自分の言葉で周りの人に伝えていくことが大切である
とおっしゃられました。自分とは違う考え方の人々とも向き合い、学びを深めて
いきたいです。

2024年7月26日金曜日

国連派遣活動報告 国連内視察 

国連内視察をしました。

私たちが今回の派遣の中でも、よく利用したカフェテリアは、話し合いを行った
り、非常に重要な役割を果たしているそうです。

国連派遣活動報告 ジャクリーン・カバッソ専門委員と面会

7月25日

広島平和文化センターのジャクリーン・カバッソ専門委員と面会しました。

現在の世界情勢について質問すると、「パッション(情熱)があれば、例え困難
な道でも、解決することはできる。」と答えてくださりました。また、「未来は
若者にかかっている。私たちは後ろから支えています。」と私たちに思いを託さ
れました。若者として世界の人々とつながり、困難を乗り越えていく使命を感じ
ました。

国連派遣 活動報告 〇 国際赤十字・赤新月博物館訪問

国際赤十字・赤新月博物館を訪問し、
アジア太平洋地域資源調達担当マネージャーの川崎弥智都さんにガイドをしてい
ただきました。
赤十字の歴史や活動について、自身の経験も踏まえて、丁寧に教えていただきま
した。
私たちの知らないところで苦しんでいる人々がいることを知り、自分には何がで
きるのだろうかと考えさせられました。
赤十字とは、人と人との繋がり自体を表し、現地で働く人々も含め、訪問した場
所全体が温かみに溢れていたように感じました。

国連活動報告 UNHCR 訪問

7月24日

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所(UNHCR:The Office of the United Nations
High Commissioner for Refugees)
スイス・ジュネーブ本部渉外局を訪問しました。

上級ドナー担当官の箱崎律香さんからお話を聞きました。質疑応答の時間があり、
多くの質問に答えていただきました。難民の方々には、継続的な支援が求められ
ていることを知りました。そして、目の前のことを全力で取り組むことで、それ
が将来に繋がるかもしれないと教えてくださいました。

7月24日 国連派遣活動報告 WTO(世界貿易機関:World Trade Organization)

WTO本部を訪問し、WTOの設立やTrade for Peaceについてレクチャーを受けまし
た。
若者は,平和に対する意識の低さが目立つ一方で、可能性を秘めているため、若
者向けのイベントを積極的に開催しているそうです。

2024年7月25日木曜日

国連活動報告 ユースフォーラム

平和首長会議ユースフォーラムに参加しました。

私たちを含め平和首長会議ユース8団体がプレゼンテーションを行いました。被
爆者の魂の叫びを世界へ発信することができ、大変貴重な時間でした。その後、
ユースによるディスカッションが行われました。近い世代の人々と意見を交わし
ていく中で、私たちには世界中に仲間がいるのだと確信しました。また、多くの
人々と繋がることができました。

7月23日 国連活動報告

7月23日

ドキュメンタリー映画「Paper Lantern」上映会へ出席しました。広島の原爆に
よって被爆したアメリカ兵捕虜について追究していた被爆者である森重昭さんの
半生を描いた映画です。両国(日・米)の人々が、歴史を共有し、未来に向かっ
て行動する姿が印象的でした。

7月23日 国連活動報告

中満泉国連事務次長兼軍縮担当上級代表へ署名を手交しました。
自分とは違う考えを持っている人と対話をすることこそが,重要だと平和活動をする上で,
大切なのだと教えていただきました。
多様な考え方がある中で、世界的な視野を持ち、相互理解に努めていこうと改めて決意した瞬間でした。

2024年7月23日火曜日

7月22日 ユース交流レセプションに参加

ユース交流レセプションに参加

大使公邸にて、市川とみ子軍縮会議日本政府代表部特命全権大使主催のユース交流レセプションに参加しました。軍縮のために活動している同時代の人々等と交流しました。

7月22日 現地活動報告

ピーター・コラロフ国連軍縮フェローシップ・プログラム コーディネーターとの面会

ピーター・コラロフ国連軍縮フェローシップ・プログラム
コーディネーターと面会しました。国連の機関や設立について、そして核兵器や地雷などの様々な兵器について、分かりやすくお話ししてくださりました。実際に使用されていた地雷も見せてくださり興味深い内容でした。

7月22日 現地活動報告 

第11回NPT再検討会議第2回準備委員会のオープニングを傍聴しました。

7月22日 

オコンジョ=イウェアラ世界貿易機関(WTO)事務局長との面会

世界貿易機関(WTO)を訪れました。WTOはジュネーブの中で最も歴史的な建物の1つだそうです。そして、オコンジョ=イウェアラ事務局長と面会しました。彼女は史上初の女性のWTO事務局長です。世界の生活レベルの向上のために、持続可能な貿易を行っています。また、彼女のバックグラウンドなど、貴重なお話もお聞きすることができました。

平和首長会議 ユースフォーラム プレゼンテーション 内容

現地で2人が英語で行ったプレゼン内容です。(数字はスライド番号)


Youth Ambassador for a world free of nuclear weapons
UN Office in Geneva 2024.07.20 - 2024.07.28

01
Hello everyone. We are from Eishin High School in Fukuyama City,
Hiroshima Prefecture.
I am Shiori Harada, a second year student, and Mao Oshita, also a second year student.
The theme of our school is "Peace, People and the Environment."

みなさんこんにちは。広島県福山市にある、盈進高校からきました。
高校 2 年の原田栞里と同じく高校 2 年の大下真緒です。
私たちの学校は「平和・ひと・環境を大切にする」をテーマとしています。

02
We are members of the Human Rights Club and we work to expand the circle
of peace and  human rights throughout the local and international community.

私たちはヒューマンライツ部に所属し、地域や国際社会の平和と人権の環を広げ
るために活動しています。

03
One of our activities is the advocacy of Nuclear Abolition. We have been conducting a signature campaign among junior high and high school students in Hiroshima together with our fellow students. Today, we would like to share with you the reality of the atomic bombing and the heartbreaking cries of the atomic bomb survivors.

その活動の 1 つとして「核廃絶!ヒロシマ・中高生による署名キャンペーン」を仲間とともにこれまで継続して行っています。本日は、この活動を通じて、出合った被爆者の方々の被爆の実相を、そして彼らの悲痛な叫びを私たちの言葉で訴えます。

04
This signature campaign was inspired by a survey conducted by our seniors at the
Hiroshima Peace Memorial Park in 2008, in which 100 elementary school students were asked if they knew the date of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki.

この署名活動は、2008 年、先輩方が広島平和記念公園において、小学生 100 人を対象に、
ヒロシマ、ナガサキに原爆が投下された日を知っているかどうかを問うたアンケートがき
っかけとなった。

05
Forty-four percent could answer "6 August 1945," the date of the bombing
of Hiroshima,
and only 24% could answer "9 August 1945," the date of the bombing of Nagasaki. The results confirm that even within Japan, the lessons of Hiroshima and Nagasaki are fading.

広島へ原爆が投下された日「1945 年 8 月 6 日」を答えられたのは 44%、長崎への「8 月 9日」を答えられたのはわずか 24%。日本国内ですら、ヒロシマ・ナガサキの教訓が薄れて
いることを裏付ける結果だった。

06
Based on these results, the group wondered what kind of sustainable peace activities junior high and high school students could engage in, and came up with the idea of a petition. The origin of this advocacy work is the suffering of the atomic bomb survivors.
This year marks the 17th year of the campaign.

この結果から「中高生にもできる持続可能な平和活動は何か」と考え、署名活動にたどり着
いた。この活動の被爆者の苦しみが原点であり、今年で 17 年目を迎える。

07
Chieko Kiriake, a resident of Hiroshima, was exposed to the atomic bomb at the age of 15.That day, at that moment, she went under the eaves of a small hut.

広島の切明千枝子さん。15 歳で被爆。あの日、あの時、比治山橋の手前の小さな小屋の軒
下に入って、大粒の汗を拭おうとした。

08
"I was so shocked. It was a huge flash, as if the sun had fallen right in front of me," she said.

「あっ!」。凄まじい閃光、まるで、太陽が目の前に落ちたかのようだった。

09
"Finally, I returned to school, and noticed some lower classmates coming back dragging the skin that had been peeled off their bodies by the burns."

やっとの思いで、学校に戻ると、下級生たちが火傷で体から剥がれた皮膚をぶら下げ、それ
を引きずりながら帰ってきた。

10
Ms. Kiriake was asked by one of them to give her some water, which she did with a spoon.
But a medic told her, "If you drink that water, you will die!"
However, the girl begged her: "I don't care if I die, just let me drink the water!

切明さんは、そのような下級生に「水をください」と言われて、スプーンで水をあげようと
した。だが、衛生兵がこう言った。「水を飲んだら死ぬぞ!」"下級生は、切明さんに懇願し
た。「死んでもいい。水を飲ませて!」

11
The underclassman died. And she cremated the dead body with her own hands.
Ms. Kiriake says, "If she was going to die, I should have given her a drink of water. 
I regret that. I am sorry I survived."

下級生は亡くなった。そして彼女は自分自身の手で仲間を焼いた。
切明さんは語る。「同じ、死ぬのなら、水を飲ませてあげればよかった。後悔している」と。そして、「わたしが生き残ってしまったことを、申し訳ないと思う」

12
Seventy-nine years have passed since the atomic bombings. But the mental and physical scars inflicted on the hibakusha will never disappear. And we must never forget those who died in the Hiroshima and Nagasaki atrocity.

原爆が投下され 79 年が経とうとしている。しかし、被爆者らが負った心と体の傷は決して
消えることはない。そして、私たちは広島での Genocide で、苦しみながら亡くなっていっ
た人たちのことを、決して忘れてはならない。


13
The average age of the hibakusha is over 85. We will be the last  generation to hear the true voices of the hibakusha. Time is running out for the hibakusha and for us.

被爆者の平均年齢は 85 歳を超えた。私たちは被爆者の生の声を聞ける最後の世代となっ
た。被爆者の方々にも私たちにも時間はもうない。


14
Now is the time to listen, remember and pass on the cries of the souls of the hibakusha.
今こそ、被爆者の魂の叫びに耳を傾け、記録し、記憶し、継承しなければならない。

15
The hibakusha all say: "No one should ever have to suffer as we have."
This is the hibakusha's simple and noble wish for peace that transcends any sense of
revenge or hostility.
被爆者たちはみな、こう言う。
「もう誰にも自分と同じ思いをさせてはならない」
これは被爆者の復讐や敵対を超えた素朴で崇高な平和を希求する思想。

16
Now that she is 94 years old, Ms. Kiriake tells us Peace will not come if we just sit and wait. Let's not give up – let's work together to fight for peace.
切明さんは 94 歳になった今、私たちにこう語る。
「平和はじっと待っていても、来てはくれません。あなたたちも諦めないで一緒になって
平和を守りましょうよ。

17
We will take peace into our own hands. Hand in hand we will certainly increase the number of our friends. We firmly believe that we can join hands with everyone here.
私たちは私たちの手で、平和をつかみ取る。手と手をとり、確実に仲間を増やす。
ここにいる人全員と手を取り合うことができると強く信じている。

18
No more Hiroshima and Nagasaki. No more atrocities .
Thank you for your attention.
ご清聴ありがとうございました

第11回NPT再検討会議第2回準備委員会 サイドイベント 

7月23日(火)現地時間16:00〜17:30

平和首長会議ユースフォーラムにて2人は被爆の実相を伝え、
No one else should ever have to suffer as we have .
被爆者の叫びを自分たちの叫びとして英語で訴えました。
(現地の2人からの報告は、今後随時アップしていく予定です)

共同通信、Yahoo News はじめ、多くのメディアでも取り上げられ、大下真緒さ
んと原田栞里さんは「若者が被爆者の声を継承し、核廃絶を目指し活動を続ける」
とあいさつをしました。

以下、リンク先 参照

https://www.sanyonews.jp/article/1585194(山陽新聞)

2024年7月21日日曜日

ジュネーブ市内に入ります。

長旅でしたが、全員無事に到着しました。
本格的に始まる国連派遣。多くを吸収してきます。

ジュネーブへ到着しました。

羽田空港からイスタンブール空港へ、そして21日、ジュネーブ空港に到着しまし
た。22日から国連など、国際機関を訪れる予定です。

2024年7月20日土曜日

NPT出発式@広島空港

7月20日(土曜日)広島空港にて、結団式が行いました。空港には家族をはじめ、ヒューマンライツ部のお母さんこと、加藤りつこさんもかけつけて下さりました。

今回の派遣を通して、被爆者の方々の思いを胸に、被爆の実相を世界に訴えてきます。
 
 
 
 
 
 
 

 

全員無事に帰国しました!

7月28日 無事、広島空港に帰ってきました。 今回の派遣を通じて学んだことを、周りの仲間と共有し、これからの平和活動に 生かしていきます。 平和首長会議、平和文化センター、今回の派遣でお世話になったすべての方々に、 心より感謝いたします。